禅と生きる 生活につながる思想と知恵 20のレッスン

価格
1,760円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 坐禅や瞑想が人気を集め、またスティーブ・ジョブズなどの著名人が禅の考え方に触れていたことが話題を集めています。禅って何だろう、ちょっと難しそうと思っている人にこそ読んでほしい本ができました。日々の暮らしでぶつかるような大小さまざまな問題を、禅ではどう考えるのか、そんな切り口から、曹洞宗の研究者であり、禅僧である著者がわかりやすく語ります。
ISBN:
978-4-634-15116-1
著者: 宇野全智 
刊行:
2017年6月
仕様: 四六  ・  224ページ
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目次:
はじめに
序章  禅の立場から見た釈尊

1 無心とは、空っぽの状態ではない――禅問答から
2 道元禅師が伝える「働く」意味――仕事と修行
3 張りすぎず、緩めすぎず――坐禅と片づけ
4 日常生活が、自分を育てる修行になる思考実験
5 牛は水を飲んで乳を出し、蛇は水を飲んで毒を出す
6 自分が生み出す、みずからを傷つける三つの毒
7 話す言葉がシンプルになるとき――非難と反省
8 釈尊はなぜ出家したのか――人生の四苦八苦
9 「心頭滅却すれば火もまた涼し」は本当か
10 よい子のマネをした悪い子――「学ぶ」と「まねぶ」

コラム1 修行道場の一日
コラム2 三黙道場

1 情報と人との常時接続からいったん離れてみる
2 布施とは貪らざるなり――もらう喜びか、与える喜びか
3 放てば手に満てり――『正法眼蔵』の説く坐禅の心構え
4 正しい教えを説く師匠に、正しく学ぶために
5 守れるか守れないかは二の次でよい――戒の意味
6 悲しみとどう付き合うか――同悲・同苦の思想
7 とてつもない状況に身を置く人に寄り添う――僧侶の難問
8 何を目標に人生を生きれば安らぐのか――『修証義』から
9 人は長い長い人生を歩いていく――挫折と「本来の面目」
10 仏に会っては仏を殺せ――人間の「強さ」の意味