近代ロシア社会史研究 「科学と文化」の時代における労働者

価格
5,500円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 「科学と文化」尊重の時代に出現した社会層「労働者=インテリ」に注目し,「都市と農村」の関係を問い直す新しい近代ロシア社会史。
ISBN:
978-4-634-67410-3
著者: 高田和夫 
刊行:
2004年2月
仕様: A5判
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目次:
序章 近代ロシアの都市と農村
第一章 近代ロシアにおける「科学と文化」の時代性
第二章 「科学と文化」の時代における知の普及活動
第三章 近代ロシアにおける都市の風景
第四章 工場知久と工場労働者
第五章 一八七〇年代ペテルブルグ労働運動
終章 近代ロシアにおける労働者の社会的地位
あとがき
索引  
メッセージ・あとがき:
あとがき・・・本書は勤め先の紀要に発表した「近代ロシア社会再考-「科学と文化」の時代における労働者をめぐって-」と題した論文(『比較社会文化』[九大]第八巻、二〇〇二年,第九巻,二〇〇三年)がもとになっています。それを読んでくれた知人友人が感想を寄せてくれました。また,なかには単行本として刊行することを勧めてくれる人もいました。それらの意見を参考にしたうえで,著者なりに不足を感じていた箇所を補正した(構成など大筋は変えていない)のが本書です。一読されればすぐお分かりのように,扱う対象は大きなものです。紀要