子どもたちのフランス近現代史

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2,530円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: フランス革命から第二次世界大戦まで、歴史のなかで子どもたちはどのように生き、死んだのだろうか。物語や自伝・回想などを通じて、近現代フランスの子どもの歴史をたどる。
ISBN:
978-4-634-64061-0
著者: 天野知恵子 
刊行:
2013年4月
仕様: 四六判  ・  204ページ
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目次:
「物語」をとおして子どもの歴史をたどる
第1章 十七~十九世紀の子どもと家族のイメージ
  「赤ずきん」が語ること
  十八世紀の「良い子」たち
  「鉄道文庫」の小さなヒロインたち
  地図を手にする子どもたち
  母性の時代の母親像
第2章 十九世紀民衆世界の子どもたち
  パリのガヴローシュ
  農村に生きる子どもたち
  農村における初等教育の広がり
  工場や炭坑で働く子どもたち
  子どもの「保護」から「国民」の育成へ
第3章 「大戦争」の日々
    第一次世界大戦とフランスの子どもたち
  子どもに語る「大戦争」
  戦争に動員される子どもたち
  子どもたちの「戦争協力」
  「英雄」になった子どもたち
  子どもたちの終戦・戦後
第4章 「占領期」の生と死
    第二次世界大戦期フランスの子どもたち
  ルタバガのパリ
  レジスタンスの若き闘士たち
  ギィ・モケの肖像
  移送された子どもたち
  隠れて生きた子どもたち
  「ボッシュの子」

あとがき
索引/関連年表/参照・引用文献/図版出典一覧