フランス革命はなぜおこったか 革命史再考

価格
2,640円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 革命の起源を論じ,そこへ至る過程を明晰に叙述した,フランス革命史研究の第一人者最後の著作。グローバルな世界史的文脈と,新たな政治文化の生成からフランス革命を読み解く。
ISBN:
978-4-634-64055-9
著者: 柴田三千雄  福井憲彦  近藤和彦 
刊行:
2012年5月
仕様: 四六判  ・  256ページ
このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細をみる
目次:
序 われわれ日本人にとって、フランス革命とは何か
第1章 フランス革命の世界史的位相
 1 ヨーロッパ地域世界の国際情勢
 2 再構造化する地域世界とフランスの窮状
第2章 苦悩する王政
 1 国家構造の行詰り
 2 変貌する社会と政治
 3 民衆の問題 農民と都市民衆
 4 政治文化の転換と「公論」の出現
第3章 ルイ一六世下の改革
 1 王と王妃
 2 改革の始動 モプーの司法改革
 3 テュルゴからカロンヌへ
第4章 革命への序曲
 1 王政の苦悶 政治的統合力の崩壊
 2 代表権問題の新局面
 3 変革主体の形成
 4 全国三部会の選挙
 5 民衆騒擾
結びにかえて 革命のはじまり

編者あとがき
参考文献一覧
著者主要著作目録
著者略年譜