増補 歴史遊学

価格
2,530円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 創立50周年を迎えた学習院大学史学科の教授陣が,新たに歴史学を志す方々のために,「大学で学ぶ歴史学とは何か」を語る。史料にもとづいて, 新しい歴史像を描く楽しさを解き明かす。
ISBN:
978-4-634-59072-4
著者: 学習院大学文学部史学科 
刊行:
2011年6月
仕様: A5判  ・  296ページ
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目次:
はじめに

日本古代史における「四十(年・歳)」

古代の史料を読む

奈良時代の官道植樹をめぐって
  -留学経験僧の意見と法令の背景

中世の日記を読むにあたって

再論・軍記『応仁記』を応仁の乱

宗門人別帳を解く
  -山村の人の流れ

断章という文章技法
  -史料に織り込まれた史料

近代日本の公文書と私文書
  -史料を読む愉しみ

文明と自然の歴史学
  -中国古代史へのアプローチ

宋代女性史料をよむ

「人を知り世を論ずること」,あるいは時間における人の思念について

ある北京直訴の記録
  -清朝治下マイノリティの科挙受験問題

ヘロドトスの生と死

皇帝アウグストゥスの残した三つの史資料

レンブラントの聖書

中世イタリアの公証人文書との日々
  -史料との出会い

パリを変えた男の回想録

パリ郊外,シュレーヌ田園都市における戸建て住宅の住民について
  -建築計画図と国勢調査原簿

亦た楽しからずや
  -史学科四十五年

『増補 歴史遊学』あとがき