《物語の舞台を歩く》5.平家物語

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解説: 「祇園精舎の鐘の声…」で有名な『平家物語』の舞台を実際に訪れるために役立つ歴史散策の本。物語の展開に沿って話が進む。写真・地図・用語解説も豊富にわかりやすく解説。物語を読んでいなくてもその世界に入ることができる。
ISBN:
978-4-634-22450-6
シリーズ: 物語の舞台を歩く 5
著者: 佐伯真一 
刊行:
2005年2月
仕様: 四六判  ・  196ページ
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目次:
1章 清盛晩年の闘いをめぐる旅
 1.六波羅と鹿ヶ谷-平家の栄華と鹿ヶ谷謀議の跡をたどる
   三十三間堂/六波羅蜜寺/鹿ヶ谷の謀議
 2.園城寺から宇治・南山城へ-以仁王の挫折をたどる
   以仁王の乱/園城寺籠城/宇治橋の戦い/南山城に死す
 3.奈良とその周辺-南都焼打ちと重衡の運命をたどる
   大仏焼失/焼打ちの跡を歩く/重衡被斬
2章 頼朝の再起を追う旅
 1.伊豆を歩く-流人頼朝の跡をたどる
   蛭ヶ小島の流人
 2.石橋山・真鶴から房総へ-頼朝挙兵の道をたどる
   頼朝の旗揚げ/石橋山から房総へ/頼朝の再起
3章 義仲の栄光と死をたどる旅
 1.木曽から北陸へ-義仲上洛の跡をたどる
   木曽義仲/倶利伽羅合戦
 2.京都から大津へ-義仲討死への道をたどる
   木曽最期
4章 義経と平家の戦いを探る旅
 1.神戸の史跡めぐり-福原京と一ノ谷合戦の跡をたどる
   和田の港の跡を歩く/幻の福原京/一ノ谷合戦の跡をたどる/
   「鵯越」を探して
 2.大阪から徳島を経て屋島へ-義経の屋島攻めをたどる
   嵐のなかの船出/屋島への道/屋島合戦
 3.壇ノ浦の周辺-平家の滅亡をたどる
   壇ノ浦合戦と潮流説/最後の戦い/平家の亡魂
5章 女人の行方ををみつめる旅
 1.嵯峨野の小道-小督・祗王・横笛の物語をたどる
   女人の物語と嵯峨野/小督の物語/祗王の物語/横笛と滝口寺
 2.大原と東山の周辺-建礼門院の晩年をたどる
   女院出家/大原入り/大原御幸/女院終焉の地  
メッセージ・あとがき:
『平家物語』を知っていますか。
そう,日本人なら誰もが知っている,「紙園精舎の鐘の声…」の『平家物語』です。
でも,誰もが連想する「無常観」などのことばのかげに,たくさんのドラマと謎がうもれていることは,意外に知られていないと思います。
平清盛や源義経などの有名な人物も,無名の武士や僧兵や女性たちも,みな,隠された秘話の持ち主です。
物語を知れば知るほど,新たなドラマが見えてくるとともに,それらの人びとにまつわる謎が深まってゆくでしょう。
そして,物語の舞台となった各地をたずねれば,そこには,また新たなドラマと謎があなたを待っているはずです。
本書は,そんな魅力的な世界に,あなたをご案内します。