《文化財探訪クラブ》10.陶磁器の世界

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1,760円 (税込)
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解説: 生活にかかせないやきものの文化史を概観し,陶器や磁器の美しさ・使い易さの魅力とその歴史を探る。茶の湯にかかわる伝世の名品も紹介。また日本全国に分布する窯場をめぐる。
ISBN:
978-4-634-22300-4
シリーズ: 文化財探訪クラブ 10
著者: 吉岡康暢  宮内正勝 
刊行:
2001年8月
仕様: A5判  ・  128ページ
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目次:
はじめに
 やきものを見る基礎知識
 日本陶磁史の流れ
縄文から中世陶まで
 縄文土器
 弥生土器と土師器
 須恵器の登場
 平城京のやきもの
 平安瓷器の流れ 猿投窯
 中世陶器の展開 珠洲、東播と常滑・渥美
 地域窯から広域窯へ 越前・丹波と備前
 「唐物」を写した瀬戸窯
 戦国城館のやきもの
茶陶へのいざない
 茶陶前史
 抹茶法の伝来と建盞
 武士の都,鎌倉の茶
 唐物飾りと瀬戸天目
 "ばさら"大名の闘茶
 書院の茶と東山御物
 茶の湯誕生
 千利休と草庵の茶
 華麗なる桃山茶陶
   楽/黄瀬戸・瀬戸黒・志野/唐津/備前/信楽・伊賀
 古田織部の"ひょうげ"たる茶陶
 武門の茶人,小堀遠州
 織部と光悦,仁清の茶陶
   織部/光悦/仁清・乾山
 茶器になったアジアの民陶
   高麗茶碗/南蛮・島物/古染付・祥瑞・呉須赤絵
 三千家の分立と煎茶の流行
 江戸後期の京系茶陶
暮らしとやきもの
 近世窯業の夜明け 肥前・美濃・京
   唐津/美濃/京
 肥前磁器の誕生
 色絵陶磁の成立・発展
 瀬戸窯業の変貌
 江戸を掘る
 近世の地方窯
 陶工たちとその周辺
 やきものが映した文明開化
民窯を訪ねて
 東北の民窯
 みちのくの窯場 平清水と大堀相馬
 幕末・明治の地方窯 益子と笠間
 信州のやきもの
 桃山茶陶の原郷,美濃
 窯垣の小径,瀬戸
 常滑の陶製墓標
 京都のやきもの
 丹波立杭
 伊部(備前)の大窯
 南国愛媛のやきもの,砥部
 九州の民陶,小鹿田,小石原
 薩摩焼の里
 陶磁器の楽しみ

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