山靴の画文ヤ 辻まことのこと

価格
1,980円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 父は大正ダダイストの辻潤,母は革命家・大杉栄とともに虐殺された伊藤野枝。山を愛し,多くの画文を遺した「辻まこと」への虚飾を排してその姿を造形したとき,ひとつの意味が立ち現れる。開高健ノンフィクション賞受賞作家が描く,父と子百年の物語。
ISBN:
978-4-634-15024-9
著者: 駒村吉重 
刊行:
2013年1月
仕様: 四六判  ・  288ページ
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目次:
序 章  拝啓 辻まこと様 自由のかけらについて

一 章  愉快な男には棘がある

二 章  「幸福」への不服従

三 章  辻一家「解散」する

四 章  風雲児「大杉ヤのおじさん」

五 章  少年と思想の海を泳ぐ大人たちと

六 章  それぞれのパリ

七 章  「考えすぎる葦」の錯乱

八 章  金鉱をあてろ

九 章  ガラスの少女

十 章  夢二の息子チコさんの流儀

十一章  のたれ死

十二章  われ山に向いて眼をあぐ

十三章  居候の振り子は大きくゆれる

終 章  拝啓 辻まこと様 自由の十字架について